ホームページを作成する方法はいくつかありますが、今一番使われているのはCMSを利用する方法です。
そこで、今回はCMSとは何なのか。CMSのメリット・デメリットについてお伝えしていこうと思います。
この記事はこんな方におすすめです。
・CMSでどんなことができるのか知りたい
・CMSのメリット・デメリットを知りたい
CMSとは
CMSはコンテンツ管理システムと訳され、HTMLやCSSなどの知識がなくてもホームページを作ることができるシステムのことです。
ホームページを作るためには、HTMLと呼ばれるマークアップ言語やCSSと呼ばれるスタイルシートでレイアウトをする必要があります。自分のホームページやブログを作るのにわざわざHTMLや CSSを勉強するのは大変ですよね。
そこで、そういった知識がなくてもホームページを作るためのシステムがCMSです。
イメージとしては、家の基礎や柱の部分ができあがっているような感じです。そのできあがっている基礎や柱に自分で部屋を作ったり壁紙を貼ったりすることができる感じです。
世界中のホームページのうち、約65%がCMSを導入しており、多くの大手企業も利用しています。
CMSの種類
CMSいろんな企業などが提供しており、たくさんの種類があります。その中でも圧倒的に使われているCMSがワードプレス(WordPress)です。日本で使われているCMSのうち、8割以上がワードプレスを使用しています。
他のCMSはShopifyやWix、STUDIO等があります。
CMSのメリット・デメリット
CMSを利用するメリット
CMSの一番大きなメリットは、手軽にホームページやブログを作ることができるところです。
更新頻度の少ないホームページなら一度作るだけで良い場合もありますが、ブログやお知らせなど更新頻度が高いページをその都度HTMLやCSSで作っていくのは大変です。
このブログもワードプレスを利用しているおかげで、普通の文字を入力していくだけで簡単に作ることができます。
他にも、CMSには多くのテンプレートが用意されており、おしゃれなレイアウトも簡単に作ることができます。家の土台や柱だけでなく、壁紙や照明までついている感じですね。あとは、企業理念・メニューなどのテキストや写真を入れるだけで、ホームページを作ることができます。
CMSを利用するデメリット
便利なCMSですが、デメリットもあります。まず、セキュリティの問題です。CMSは多くのサイトで利用されているため、攻撃されやすい面があります。特にワードプレスなどのオープンソース型のCMSは、中の仕組みが公開されているので対策が必要です。
セキュリティ対策については、以前に詳しく書いているので参考にしてください。
CMSのもう一つのデメリットは、カスタマイズをするのであれば、知識が必要となるところです。家で例えると、部屋やその窓の位置を自分の好きな所に配置したり、オリジナルのキッチンボードを作る感じです。もし、オリジナルで作るのであれば、HTML・CSSだけでなくPHPなどの知識が必要となります。
まとめ
世界中の多くのサイトで使われているCMSについて紹介しました。「お知らせ」や「ブログ」があるページは、そのほとんどがCMSを利用しているのではないでしょうか。
デメリットでセキュリティ面が心配と書きましたが、その分対策もしっかりされています。分かりにくいパスワードにするなどの基本的な対策をしておけば、あまり心配しなくて大丈夫だと思います。
CMSを利用することでホームページを作りやすくはなりますが、それでも慣れない作業だと苦戦することもあると思います。当サイトではホームページの作成や構築もしておりますので、やり方に不安がある方は「お問い合わせ」よりご連絡ください。